海外ゲストを招く結婚式|バイリンガルウェディングのガイド
招待状、ウェブサイト、挙式、スピーチ、宿泊:海外から来るゲストが心から歓迎されていると感じられる、バイリンガルや国際結婚の結婚式の準備方法をまとめました。
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日本とアメリカの国際カップル、東京とシンガポールに分かれて暮らす家族、留学時代のフランスの友人。同じ言葉を話さないゲストが集まる結婚式は、年々増えています。それこそが一日を忘れられないものにしてくれることも多いのですが、少しだけ多めの準備が必要です。
目指すことはシンプルです。どのゲストも、今何が起きているかが分かり、どこへ行けばよいかを知っていて、待っていてもらえたと感じられること。順を追って紹介します。
早めに知らせる
海外からのゲストは、休暇を取り、航空券を買い、場合によってはビザを申請する必要があります。遠方のゲストには、6か月前ではなく8〜12か月前にセーブザデートを送りましょう。日付、都市、最寄りの空港を伝えれば、航空券を探し始めることができます。
ビザが必要な方には、署名入りの招へい状を用意しましょう。手続きに2か月以上かかることもあります。
二か国語の招待状
方法は二つあります。
- バイリンガルの招待状:二つの言語を左右または上下に並べます。文章は短めに。長いと読みにくくなります。
- 言語ごとに二種類の招待状:ゲストに合わせて送り分けます。より丁寧ですが、印刷費は少し上がります。
どちらの場合も、実用的な情報は結婚式のウェブサイトに案内しましょう。交通、ホテル、服装のマナーを二か国語で説明するスペースは、招待状にはありません。翻訳しやすい文例は招待状の文例と送る時期で紹介しています。
それぞれの言語で読めるウェブサイト
海外のゲストにとって、結婚式のウェブサイトはおまけではありません。ふたりに気軽に聞けないことを、すべてそこで確認します。通常の内容に加えて、次の情報を載せましょう。
- アクセス:空港、駅、所要時間、タクシーやシャトルバス。
- 宿泊:価格帯の違うホテルをいくつかと、会場からの距離。
- 日本の結婚式の習慣:ご祝儀(金額の目安、新札、ご祝儀袋)、受付、引出物、二次会は海外のゲストを戸惑わせがちです。丁寧に説明しておきましょう。
- 服装:「平服」のような訳しにくい言葉ではなく、具体的な例で。白い服は避けることも書いておくと親切です。
- お祝いの贈り方:ご祝儀、ギフトリスト、海外からの送金方法。
いちばん大切なのは、どのゲストもサイトを読み、自分の言語で出欠を返信できることです。iPlanMyWeddingの多言語ウェディングサイトでは、ふたりの言語で文章を書き、ゲストの言語を36言語(英語から韓国語、アラビア語まで)から追加できます。ゲストはページ上部で自分の言語を選ぶだけ。ボタン、日付、出欠フォームはすでに翻訳済みで、残るのはふたりが書いた文章だけです。
ほかに載せるべき内容は結婚式のウェブサイトに載せることを参考にしてください。
バイリンガルの挙式
いちばん繊細な場面です。いちばん感動的な場面だからこそ、誓いの言葉の間、誰も取り残されたくありません。
バイリンガルの牧師・司式者がいちばんスムーズです。チャペル式なら、英語と日本語で進行できる牧師を手配できる会場が多くあります。
神前式や人前式では、式次第の意味(三献の儀、玉串奉奠など)を訳したリーフレットを用意すると、海外のゲストも流れを追いやすくなります。
両家それぞれからの朗読やスピーチをお願いすれば、逐一通訳しなくても自然に二か国語の式になります。
相手の言語で誓いの言葉を。 パートナーの言語を少しでも話せるなら、その言語で一言二言。ゲストの記憶にもっとも残る瞬間になるはずです。
スピーチと進行
すべてのスピーチを全文通訳すると、披露宴の時間が倍になります。スピーチは短めにし、話し手の言語で話してもらい、もう一つの言語では二文程度の要約を添えましょう。スクリーンに字幕を出すのも効果的です。
BGMや余興には、両国の定番曲を取り入れて。知っている曲が流れると、どちらの家族も自然に笑顔になります。
席次:混ぜるけれど、混ぜすぎない
両家を完全に混ぜたくなるかもしれません。素敵な発想ですが、同じテーブルに言葉の通じる人が一人もいないゲストにとっては、長い時間になってしまいます。目安は、各テーブルに同じ言語を話す人が少なくとも二人、できれば両方の言語を話せる「橋渡し役」が一人。テーブルの組み方は結婚式の席次表の作り方で紹介しています。
遠方からのゲストをもてなす
小さな心遣いが大きな差になります。
- ホテルにウェルカムギフト:周辺の地図、その土地のお菓子、印刷した当日の流れ。
- 前日のディナーや翌日のブランチ:遠くから来たゲストが、一晩以上をふたりと過ごせるように。観光案内を兼ねるのも喜ばれます。
- 現地の連絡係:ゲストの言語を話し、交通やホテルで困ったときに頼れる人。
- 翻訳したメニュー:アレルギー表示とともにテーブルに置きます。
よくある質問
海外ゲストにはいつ招待を送る?
セーブザデートを8〜12か月前、招待状を4か月前に。ビザが必要な方には、できるだけ早く知らせましょう。
すべてを翻訳する必要はある?
ありません。実用的な情報(当日の流れ、アクセス、宿泊、出欠)と、心に残る場面(誓いの言葉、朗読)を訳しましょう。それ以外は一つの言語でも大丈夫です。
海外ゲストのご祝儀はどうする?
日本の習慣を説明したうえで、無理のない形を選んでもらいましょう。海外のゲストには、ご祝儀の代わりにギフトリストやオンラインでのお祝いを用意しておくと、お互いに気が楽です。